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東京組の木造耐火
価格と住み心地の良さを考えれば木造が良いけれど、耐火性能に関しては心配…。そう思う方は少なくないかもしれません。そのような方にこそ知ってほしい、木造耐火住宅。東京組の木造耐火は多くの実績と、コストパフォーマンスに自信があります。
防火地域
建物の密集する都市部では、火災による甚大な被害を防ぐため、「防火地域」や「準防火地域」が指定されています。建築基準法によりこれらの地域では、階数や規模の区分に準じて、建築物の構造や性能は、定められた基準を満たすことが必要とされます。 特に防火地域では、延べ面積が100平米を越える建物、3階建て以上の建物については耐火建築物でなくてはなりません。木造耐火建築物 (最上階から数えて4階以内の場合)
木造耐火建築物とは、主要構造部が耐火構造であるもの、または耐火性能検証法等により火災が終了するまで耐えられることが確認されたもので、外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に防火戸等を有する建築物のことをいいます。だから、木造耐火建築が選ばれる
工期が短く、建設時のコストも安い
工期とコストが掛かる鉄筋コンクリート工事は基礎部分のみで済むため、建物自体が軽く、軟弱な地盤の地域でも過大な基礎補強をしないで済む場合があります。また、鉄筋コンクリート構造ではコンクリートが固まる時間がかかりますが、木造であれば、その分工期が短くなります。
人と地球にやさしい
コンクリート下地の床と比べ、やわらかく、足腰にやさしいのが木の住まいです。断熱性能や特有の温もり、調湿作用についても、特筆すべき点です。マウスを使った実験によると、金属・コンクリート性のケージで育ったものよりも、木製ケージで育ったマウスの方がよく成長し、長生きしたとのデータもあります。また、専ら輸入に頼る石油や鉄等の資源と比較して、生産・加工時の環境負荷が小さく、地球にもやさしいのが特長と言えます。
土地の悪条件にも対応できる柔軟性
都市部の防火地域は建物が密集しており、十分な道路幅がとれない場合もあります。しかし、現場で組み立て、立て起こすこともできる木造であれば、大型クレーンなどの重機を使用しないで建設することも可能です。比較的割安に取得できる変形敷地、狭小敷地にも柔軟に対応できます。
広々とした室内が確保できる
東京組の木造耐火は、すべて応力度計算により空間構成を決めますので、空間が有効に使えます。家具配置の障害になる柱と壁の位置が調整できれば、インテリア設計の自由度が高く、限られた敷地を有効に活かすにはベストな工法と言えます。
補助金・優遇策
災害時の避難路となる道路沿いの建物や、都市部での木造密集地区での住宅の不燃化を進めるため、各地方自治体において、耐火性能に優れた住宅建設に対する補助や助成事業が行われています。詳細は、各行政機関の情報をご確認ください。
税制上のメリット
税制上の耐用年数について、鉄筋コンクリート造等のその他工法よりも短く、減価償却期間を早めたい方には有利と言えます。
出典 (社)日本ツーバイフォー建築協会
このように、他の工法に比較してお手頃で、さらに火災への心強い備えとなる木造耐火構造の住宅。東京組ではこれまでに、100棟を超える実績を誇っています。実績とコストパフォーマンス、さらにプランニング力で、ぜひ、他社と比較してみてください!
「木はほんとうに燃えにくい?」
「金属は火に強く、木は弱い」というイメージがあるかもしれません。しかし、図のようなデータがあるのを見てください。火災による「強さの低下の程度」は、はじめの強さの60%になるまでに、木材だと15分以上もつのに対し、鉄はわずか4分ほど、アルミニウムでは3分ほどしかもたないということを示しています。鉄やアルミニウムは火災の熱によりぐにゃりと変形するのに対し、一定以上の太さの木材は燃えても、表面が炭化した層を作り、酸素の供給が断たれることで、芯の部分は燃えにくくなるのです。木造住宅の火災現場跡で、骨組みだけが残っているはこのようなわけです。
(出典; (財)日本住宅・木材技術センター)